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2022年10月03日() - 2022年10月03日()音楽の広場

フラウト・トラヴェルソ&チェンバロ

フラウト・トラヴェルソ&チェンバロ

フラウト・トラヴェルソ&チェンバロ

日 時:10月3日(月) 11:00~/14:00~(各約30分間)
会 場:楽器博物館内 天空ホール
料 金:常設展観覧料のみで鑑賞いただけます
出 演:柴田俊幸、バルト・ナーセンス

 


フラウト・トラヴェルソ
柴田俊幸 (しばた としゆき)

香川県立高松高校卒業。大阪大学外国語学部を経て渡米し、ニューヨーク州立大学音楽学部卒業。その後、奨学金を得てシドニー大学大学院音楽学部研究生、さらにベルギー政府より奨学金を得て、アントワープ王立音楽院修士課程、ゲント王立音楽院上級修士課程を修了。
これまでにブリュッセル・フィルハーモニック、ベルギー室内管弦楽団などで研鑽を積んだ後、古楽の世界に転身。「ラ・プティット・バンド」、「イル・フォンダメント」、「ヴォクス・ルミニス」など一流の古楽器アンサンブルに参加し欧州各地で演奏。2020年のコロナ禍では、芸術の灯火を消さないために「デリバリー古楽」をプロデュース。密を避けた環境での演奏会の先駆けとして、国内外のメディア計18社の取材を受けるなど多くの注目を集めた。
2022年にCD「J.S.バッハ:フルート・ソナタ集」をリリース。レコード芸術特選盤に選出。2023年春には、藤倉大が作曲する「フラウト・トラヴェルソと古楽オーケストラのための協奏曲(仮)」の世界初演を予定。
全米フルート協会国際連絡委員理事(2014~17年)。2016〜2018年にはアントワープの王立音楽院図書館・フランダース音楽研究所の研究員として時代考証演奏法の研究、18-19世紀のフランダースの作品の発掘、楽譜の校正と出版に携わった。たかまつ国際古楽音楽祭の企画・キュレーターとしてプロデュースに携わる。
HP:https://www.toshiyuki-shibata.com/

 

Photo: Marco Borggreve

チェンバロ
バルト・ナーセンス(Bart Naessens)

1980年ベルギーのブルージュ生まれ。ルネサンス~バロック音楽が盛んなベルギーにあって国際的に活躍している指揮者、チェンバロ、オルガン奏者の一人。
レメンス音楽院にてルック・ポネットにオルガンを、クリス・フェルヘストにチェンバロを師事し、同音楽院にて各々の修士号を取得。在学中から指揮と通奏低音で活躍し、これまでに「ラ・プティット・バンド」、「イル・ガルデリーノ」、「B’Rockオーケストラ」、「オランダ・バッハ協会」、「コレジウム・ヴォカーレ・ヘント」、「イル・フォンダメント」などのベルギー国内外の一流の古楽オーケストラで指揮と演奏活動。また、ベルギーの若手古楽オーケストラ「バッハ・プラス」の音楽監督、および古楽アンサンブル「レ・ムファッティ」、「カプリオーラ・ディ・ジョイア」では常任指揮者を務める。1999年以来ブルージュのサン・ジル教会の首席オルガニスト。2018年より王立ブリュッセル音楽院のチェンバロ科の教授に就任。