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2021年08月15日() - 2021年08月15日()サロンコンサート

琵琶とたどる東西の旅「ウード」

琵琶とたどる東西の旅「ウード」

ウード(西アジア)

 

琵琶と同じ祖先をもつといわれる楽器の音に耳を傾け、各地域の文化とその交流史に思いを馳せてみませんか。

日 時:8月15日(日) 14:00~/15:30~(各回30分)
会 場:浜松市楽器博物館 天空ホール
料 金:常設展観覧料のみでご鑑賞いただけます
出 演:常味裕司

 

常味裕司(つねみゆうじ)

1960年、東京生まれ。日本では数少ないウード演奏家。
民族音楽センター(若林忠宏氏主宰)在籍中、アラブ音楽に出会う。
スーダンのウード奏者ハムザ・エル=ディン氏(2006年5月没)のもとで演奏法を学び、89年よりチュニジアへ渡りアラブ世界を代表するウード奏者 故アリ・スリティ氏(チュニス国立音楽院ウード科教授〔2007.4.5没〕)に師事、本格的にアラブ音楽を学ぶ。
93年のチュニジアでは、チュニス国営TV、メディナフェスティヴァルにてチュニジアの若手ウード演奏家モハメッド・ズィン・エル・アービディーン氏と共演。またチュニジアより来日した女性楽団「エル・アズィフェット」(アミナ・スラルフィー主宰)との共演や 2006年春 エジプト・カイロ オペラハウスにて現地ミュージシャンと共にコンサート開催(国際交流基金主催)、2006年末 チュニジア・ドゥースにおける「サハラ・フェスティバル」に参加など、音楽を通した文化・国際交流も盛んに行っている。
日本においては、アラブ・トルコ古典音楽を中心にソロ活動およびアラブ音楽アンサンブルFarha(ファルハ)やArabindia(アランビンディア)などを主宰し、様々な演奏家、舞踊家、パフォーマーと共演。2007年(4月~12月)放送のNHKスペシャル【新シルクロード 第2部】の音楽、録音にも携わる。放送大学非常勤講師。

これまでに大阪花博、大阪民族学博物館、浜松楽器博物館、琵琶湖芸術祭、京都建都1200年コンサート、寒河江さくらんぼ祭り、倉敷ハートランド2000、いのちの集い(大倉正之助主宰)、奈良新薬師寺、京都 法然院、戸隠五社奉納演奏、金沢史跡コンサート、古代エジプト文明と女王展コンサート、アレクサンドロス大王と東西文明の交流展コンサート、国連大学、中東学会、地中海学会でのコンサート等、大使館主催コンサート(チュニジア、サウジアラビア、エジプト、モロッコ、トルコ、ジブチ、オマーン、アラブ首長国連邦(UAE)、カタール、バーレーン等)での演奏、大使主催晩餐会では、皇太子御夫妻、秋篠宮御夫妻御前演奏を行う。

またシリーズ“オリエンタルから秩父へ”、“ウードと19世紀ギター”、“ウードソロコンサート”では演奏のみならず企画も手掛ける等幅広く活動し、その希有な存在はTV、ラジオ等でも多く取り上げられている。更に最近では、シルクロードを音で旅する“東西琵琶物語”(ウード・リュート・中国琵琶・琵琶の共演)の企画にたずさわり、全国的にコンサートを展開している。