2020年05月22日(金)レクチャーコンサート
第198回レクチャーコンサート「伝統再発見~語りの平家・地無し尺八・白繭の箏~」
「国際博物館の日」記念事業
第198回レクチャーコンサート「伝統再発見~語りの平家・地無し尺八・白繭の箏~」
新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、延期となりました。
日 時:2020年5月22日(金) 開場18:30 開演19:00
入場料:一般2,000円、学生1,000円(24歳以下の学生) ※未就学児の入場はご遠慮ください。
会 場:アクトシティ浜松研修交流センター 音楽工房ホール
出 演:地無し尺八:志村禅保
平家:菊央雄司、田中奈央一、日章吾
八橋流筝曲:てん・仁智
プログラム:地無し尺八:明暗真法流《紫鈴法曲》、明暗真法流《瀧落》、明暗対山流《瀧落》
平家:《祇園精舎》、《六道》
八橋流筝曲:《梅枝》、《菜蕗》(第一歌)、《九段》
シンポジウム「邦楽伝承の危機と展望」
チケット取り扱い:楽器博物館、アクトシティチケットセンター、浜松市文化振興財団オンラインショップ
※3月22日(日)より発売
お問合せ・チケット予約:楽器博物館(053-451-1128)
江戸時代に花開いた近世邦楽は、明治維新と西洋音楽により変わってしまった。そのような中でも西洋音楽の影響を拒んだのは、「地無し尺八」と「平家琵琶」と「八橋流筝曲」であったが、他の楽器と合奏しない孤高の存在であるが故に、今伝承の危機を迎えている。背景には日本の社会システムと価値観、そして、日本人の心の内面の変化がある。消滅の危機に瀕する誇るべき日本の無形文化遺産「近世邦楽」の「再発見」と「未来への展望」を考えてみたい。