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2023年06月22日() - 2023年06月22日()レクチャーコンサート

第211回レクチャーコンサート「バラードでめぐるショパン」

第211回レクチャーコンサート「バラードでめぐるショパン」

第1回ショパン国際ピリオド楽器コンクールで、第2位を受賞した、
川口成彦による4つのバラードを中心としたオール・ショパン・プログラム。
使用するプレイエルのピアノは、ショパンがこよなく愛したことでも知られており、柔らかな音色でありながら、響きがとても華麗なのが特徴です。
ショパンと同時代を生きた楽器が織りなす響きを心ゆくまでご堪能ください。

日 時:6月22日(木) 19:00開演(18:30開場)
会 場:浜松市楽器博物館 天空ホール
料 金:一般2,500円 学生1,000円(24歳以下の学生)※未就学児の入場不可
出 演:川口成彦
主 催:浜松市、(公財)浜松市文化振興財団
協 力:株式会社河合楽器製作所
後 援:日本ショパン協会、静岡新聞社・静岡放送、中日新聞東海本社

完売しました。
チケット発売:5月7日(日)より楽器博物館、アクトシティ地下1階チケットセンター、浜松市文化振興財団オンラインショップにて発売

川口 成彦(かわぐち なるひこ)


©Shin Matsumoto

1989年に岩手県盛岡市で生まれ、横浜で育つ。現代のピアノのみならず、フォルテピアノやチェンバロ、クラヴィコードといった歴史的な鍵盤楽器を用いても演奏活動を展開している。第1回ショパン国際ピリオド楽器コンクール第2位、ブルージュ国際古楽コンクール・フォルテピアノ部門最高位、第1回ローマ・フォルテピアノ国際コンクール〈M. クレメンティ賞〉優勝はじめ数多く受賞。フィレンツェ五月音楽祭、モンテヴェルディ音楽祭(クレモナ)、「ショパンと彼のヨーロッパ」音楽祭(ワルシャワ)等、欧州の音楽祭にも出演を重ねる。アムステルダム国立美術館の特別展示ではスクエアピアノによる録音が使用される。協奏曲では18世紀オーケストラ、{oh!}Orkiestra Historycznaなどと共演。2018年にはロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団のメンバーと共に室内楽形式によるピアノ協奏曲のリサイタルをオランダにて開催する。2016年にはアメリカにてニコラス・ダニエル(オーボエ)、サクストン・ローズ(バソン)と共にプーランクの『オーボエ、バソンとピアノのための三重奏曲』の最終稿の世界初演を行う。東京藝術大学/アムステルダム音楽院の古楽科修士課程修了。2016年度明治安田クオリティオブライフ文化財団奨学生。第46回日本ショパン協会賞受賞。第31回日本製鉄音楽賞 フレッシュアーティスト賞受賞。
2018年に自主レーベルMUSISを立ち上げ、バルトークの『2台のピアノと打楽器のためのソナタ』が記念すべき第一弾としてアナログレコードでリリースされる。またスペイン音楽をこよなく愛し、2019年にはCD『ゴヤの生きたスペインより vol.1』を発表(レコード芸術・朝日新聞特選盤)。そのほかドゥシークの作品集(BRILLIANT CLASSICS)、シューベルトの作品集(Fuga Libera・レコ芸特選盤)、『ショパン 夜想曲&小品集』(ACOUSTIC REVIVE・レコ芸特選盤) など。

 

<使用楽器>
プレイエル(パリ)1830頃
突き上げ式 シングルエスケープメント
全長 244.0 78鍵 C₁~f⁴
浜松市楽器博物館所蔵