2020年08月21日(金) - 2020年08月21日(金)講座・ワークショップ
音楽講座「ベートーヴェンの謎」(全3回)第2回楽器と作品、ピアノの発展改良と音楽表現
ルードヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン生誕250周年記念
音楽講座「ベートーヴェンの謎」(全3回)
日 時:8月7日(金)、8月21日(金)、8月28日(金) 19:00~
会 場:浜松市楽器博物館 天空ホール
料 金:各回1,000円
対 象:高校生以上
講 師:平野 昭(音楽学者)
申 込:6月7日 9:30より
こちらのページ から申込受付 各回先着30名
お電話からでも申込できます。(TEL 053-451-1128)
※定員に達したため、受付を終了いたしました。キャンセル待ちの受付はございません。
内 容:
8/7 第1回ベートーヴェンの虚像と実像
ベートーヴェンを、活躍した時代の中で見直すことで音楽史的伝説の真偽に迫ってみる。出生地ボンとはどのような街であったのか、ボン大学で何を学んだのか、フランス革命やナポレオン戦争時代とベートーヴェンの作曲活動はどんな関係にあったのか、引っ越しマニアの実態とは、難聴はどんな影響を与えたのか等々の素朴な疑問を解消したい。
8/21 第2回楽器と作品、ピアノの発展改良と音楽表現
バロック時代のチェンバロ作品にはfとかpといった強弱記号も、また、スタッカートやレガートといった奏法指示もなかった。弦を弾く撥弦機構のチェンバロではそうした表現はほとんどできなかった。ハンマーが直接打弦することでフォルテもピアノも可能になった楽器の特性を、ベートーヴェンはどのように可能性の限界まで追求し、音楽表現を実現していったのか。
8/28 第3回ベートーヴェンの恋人・友情:ブレンターノ家の人々をめぐって
1812年7月に書かれた3通の「不滅の恋人」への手紙をめぐっての恋人探しよりもっと重要な人々との交流からベートーヴェンの人間像の新たな面を想像してみたい。ベッティーナ・ブレンターノに焦点をあてることで見えてくるゲーテやアルニムといった文豪や詩人。そして、実在した「エリーゼ」など多くの女性に捧げたピアノ音楽にも光をあてたい。
(第3回はゲストに小倉貴久子氏をお迎えして、トークとミニ演奏があります。)
開館25周年記念企画展
「ピアノの謎・人物の謎・名曲の謎 知られざるベートーヴェン」
会 期:2020年8月1日(土)~12月8日(火)
※会期中休館日:9月9日(水)、9月23日(水)、10月6日(火)、
10月14日(水)、10月28日(水)、11月11日(水)、11月25日(水)
開館時間:9:30~17:00
会 場:浜松市楽器博物館 展示室内
観 覧 料:常設展観覧料のみでご覧いただけます
主 催:浜松市、公益財団法人浜松市文化振興財団
ベートーヴェン時代に大きく変化した
ピアノの歴史を中心に、人物や名曲の謎にも迫ります。
展示内容:直筆楽譜(複製)、初版譜、時代別のピアノや楽器、360°ベートーヴェン聖地巡礼