2022年03月26日(土) - 2022年03月26日(土)レクチャーコンサート
【完売】第206回レクチャーコンサート「オンド・マルトノ~流麗な電子の響き~」
日 時:2022年3月26日(土) 18:00開場 18:30開演
会 場:浜松市楽器博物館 天空ホール
料 金:一般2,000円 学生1,000円(24歳以下学生) 完売御礼
出 演:大矢素子
解 説:北口二朗(国立科学博物館 元主任調査員)
演奏曲目(予定):未定
チケット取扱:浜松市楽器博物館、アクトシティチケットセンター、浜松市文化振興財団オンラインショップ
※2月6日(日)より発売 当日券の販売はございません
お問合せ・チケット予約:浜松市楽器博物館(053-451-1128)
大矢素子(おおや もとこ)
英国生まれ。東洋英和女学院高等部卒業後、東京藝術大学楽理科に入学。在学時、オンド・マルトノの音響に魅了され、演奏と研究の両面からアプローチ。同大学院在学時、開発者モリス・マルトノ著『アクティヴ・リラクゼーション』を翻訳出版(春秋社)。博士課程在学時ロータリー国際親善奨学生として渡仏の後、パリ国立高等音楽院に入学。同音楽院在学中、メシアン《三つの小典礼》の世界ツアーにソリストとして出演(ジョルト・ナジ指揮、パリ国立高等音楽院オーケストラ)。平成20年度文化庁新進藝術家海外派遣制度生として研鑽を積み、同音楽院オンド・マルトノ科を最優秀(首席)で卒業。モリス・マルトノの思想研究により音楽学博士号を取得(2012年度東京藝術大学)。
オンド・マルトノを原田(ハラダ)節(タカシ)、ヴァレリイ・アルトマン=クラヴリィ、音楽学を船山隆、福中冬子の各氏に師事。
2011年オペラシティ「B→C」シリーズ(第132回)出演のほか、メシアン《アッシジの聖フランチェスコ》全曲本邦初演公演に第二オンド奏者として参加する等、活発に演奏活動を展開。2019年8月キングインターナショナルより初のアルバムとなる『オンド・マルトノ作品集』(KKC 058)を発表、2021年NHK大河ドラマ「青天を衝け」の「紀行」テーマ演奏を担当(第13回~第25回)。東京藝術大学教育非常勤助手、同大学専門研究員を経て現在同大学院非常勤講師。2019年3月、東京・春・音楽祭でリサイタルを開催(於上野の森美術館)。電子音響や他楽器とのコラボレーションを含め、現代音楽における演奏・研究両面からの活躍が益々期待される存在である。