2023年08月11日(金) - 2023年08月11日(金)レクチャーコンサート
第213回レクチャーコンサート「遠州大念仏 ~音は不滅、一庭申す~」
日 時:8月11日(金・祝) 19:00開演(18:30開場)
会 場:アクトシティ浜松 研修交流センター 音楽工房ホール
料 金:一般2,500円 学生1,000円(24歳以下の学生)※未就学児の入場不可
出 演:遠州大念仏保存会 寺島組
主 催:浜松市、(公財)浜松市文化振興財団
後 援:静岡新聞社・静岡放送、中日新聞東海本社
チケット発売:6月4日(日)より楽器博物館受付、アクトシティ地下1階チケットセンター、浜松市文化振興財団オンラインショップにて発売
遠州大念仏
「遠州大念仏」は、遠州地方の郷土芸能のひとつで、初盆を迎えた家から依頼されますと、その家を訪れて庭先で大念仏を演じます。
大念仏の団体は、必ずその家の手前で隊列を組み、下の図のように、統率責任者の頭先(かしらさき)の提灯を先頭にして、笛・太鼓・鉦(かね)の音に合わせて行進します。笛・太鼓・鉦(かね)・歌い手、そのほかもろもろの役を含めると30人を越す団体となります。
大念仏の一行が初盆の庭先に入ると、太鼓を中心にして、その両側に双盤(そうばん)を置いて、音頭取りに合せて念仏やうたまくらを唱和します。そして、太鼓を勇ましく踊るようにして打ち鳴らし、初盆の家の供養を行います。
江戸時代のもっとも盛んな時には、約280の村々で大念仏が行われていました。
現在、約70の組が遠州大念仏保存会に所属し活動しています。
また、現在も犀ヶ崖では、毎年7月15日に三方原合戦の死者の供養として、遠州大念仏が行われています。(浜松市HPより)
寺島組