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江戸時代、目の不自由な男性が所属する幕府公認の組織「当道座」が、音楽文化の重要な担い手として存在しました。
平家一門の物語を語る「平家琵琶」や、三味線伴奏の歌曲として初めて完成した音楽「地歌」をはじめ、箏や胡弓による独奏、3つの楽器を用いた合奏など、当道の人々が育んだ、今日まで続く日本の伝統音楽をお届けいたします。

日　時：10月13日(金)　19:00開演(18:30開場)
会　場：アクトシティ浜松 研修交流センター　音楽工房ホール
料　金：一般2,500円　学生1,000円（24歳以下の学生）※未就学児の入場不可
出　演：菊央雄司、田中奈央一、日吉章吾
主　催：浜松市、(公財)浜松市文化振興財団
協　賛：浜松ひかりライオンズクラブ
後　援：静岡新聞社・静岡放送、中日新聞東海本社

チケット発売：8月6日(日)より楽器博物館受付、アクトシティ地下1階チケットセンター、浜松市文化振興財団オンラインショップにて発売　完売御礼

菊央 雄司（きくおう ゆうじ）

大阪府出身。地歌箏曲家。人間国宝故菊原初子の後継者・菊原光治師に師事。上方系胡弓を故菊津木昭師に師事。平成14年（2002）から文化庁の新進芸術家国内研修員として今井勉師から平家の指導を受ける。長谷検校記念全国邦楽コンクール最優秀賞、大阪舞台芸術新人賞、大阪文化祭奨励賞、日本伝統文化振興財団賞など受賞。平家語り研究会会員。

田中 奈央一（たなか なおいち）

東京都出身。山田流箏曲家。東京藝術大学邦楽科卒業。同大学院修士課程修了。文化庁新進芸術家国内研修員修了。ＮＨＫ邦楽技能者育成会第50期首席卒業。古典・現代箏曲の演奏のほか、声優の堀江一眞と朗読音楽劇「声劇和楽団」を主宰するなど、多彩な演奏活動を展開している。東京藝術大学非常勤講師。都立王子総合高校特別専門講師。中能島会所属。平家語り研究会会員。

日吉 章吾（ひよし しょうご）

静岡県出身。生田流箏曲家。東京藝術大学邦楽科卒業。同大学院修士課程修了。手ほどきを生田流箏曲正絃社大師範の三木千鶴師に受け、のちに、宮城社大師範の金津千重子師に生田流箏曲及び三絃を師事。胡弓を髙橋翠秋師に師事。平成26年利根英法記念コンクール最優秀賞受賞。同28年度文化庁芸術祭新人賞受賞。正絃社師範。平家語り研究会会員。